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NEWS 10代のネット利用を追う ニンテンドーDSを持つ子どもの7割がマジコンを持っているとのこと。 |
10代のネット利用を追う 情報元 : INTERNET Watch より引用。 最近では子どもが外で携帯ゲーム機で遊んでいる光景も普通になった。夏休みに入り、子どもが携帯ゲーム機に接する時間も増えていることだろう。友達と対戦ゲームをしているものとばかり思っていたら、実は彼らは、保護者の目の届かない所で自由にインターネットを利用していたのかもしれない――。 | すべて無料!ゲームで遊んで 現金GET!ドル箱 |
● 携帯ゲーム機でインターネットを利用する子どもたち ネットスター株式会社が3月に実施した第11回「家庭でのインターネット利用実態調査」によると、小・中学生へのウェブアンケート調査(有効回答2174人)の結果、子どもだけ(兄弟姉妹との共用を含む)で使っている機器(複数回答可)として最も多く挙がったのが、ニンテンドーDS(DS Lite/DSi含む)で71.9%に上った。以下、Wiiが35.0%、携帯電話が29.3%、パソコンが25.3%、PSPが13.7%、PS3が4.9%、その他のゲーム機が24.0%だった。 一方、子ども専用の機器はなく、すべて家族共用で使っていると回答したのは19.5%。すなわち、8割が何らかの子ども専用機器を持っていることになる。 子どもだけで使っている機器 子ども専用の機器があると回答した1750人に対して、初めて買ってもらった自分専用の機器を聞いたところ、ニンテンドーDSが63.9%で突出している。以下、携帯電話が11.0%、パソコンが6.6%、Wiiが4.5%、PSPが1.5%、PS3が0.9%、その他のゲーム機が11.5%だった。 ● 野良APや無料スポットから、携帯ゲーム機で容易にネット接続 子どもが携帯ゲーム機からインターネットを利用することの危険性をかねてから指摘しているのが、神奈川県川崎市立学校インターネット問題連絡協議会の委員などを務める田島和彦氏だ。デジタルアーツ株式会社が4月に開催した「子どものインターネット利用とゲーム機器のセキュリティに関するメディア勉強会」では、田島氏がこれまでに啓発活動ボランティアなどを行ってきた経験に基づき、実態が紹介された。 神奈川県川崎市立学校インターネット問題連絡協議会の委員などを務める田島和彦氏 田島氏によると、最近、子どもたちが利用していることで問題となっているのが、“野良アクセスポイント(野良AP、野良ポ)”だという。 最近の携帯ゲーム機では簡単に無線LANに接続できるようになっており、ニンテンドーDSでは設定画面でタッチ操作により周辺にある無線LANアクセスポイントをスキャン・選択していくだけで、無線LAN接続設定が完了してしまう。もちろん、WEPが施されているアクセスポイントは、WEPキーを知らなければ接続はできない。 これに対して野良APとは、WEPなどによる無線通信の暗号化やアクセス認証などのセキュリティ設定を施しておらず、電波の届く範囲内なら誰でも接続できてしまう無線LANのことだ。家庭や企業などに設置された無線LANが野良AP化しているケースがあり、子どもたちはこれを見つけて勝手に接続しているというわけだ。 さらには、無線LANの暗号を破れる解析ソフトをバンドルしたアダプターなるものが安価で売られているという。「たとえセキュリティ設定を施していても、中学生がWEPや簡単なセキュリティを破ることがある」(田島氏)。 野良AP以外にも、ニンテンドーDSから正規に利用できる無線LANスポットもある。玩具店や家電量販店の店頭などに設置された「ニンテンドーWi-Fiステーション(DSステーション)」や、公衆無線LANスポット「FREESPOT」では、特別な設定なしで無料でインターネット接続が可能だ。 ゲーム機から無線LANに接続できたとしても、家庭内など保護者がきちんと見守っているような環境であればそれほど深刻ではないだろう。しかし街中にはこのように、保護者の目の届かないところで子どもたちがインターネットを利用できる環境があるのだ。 ● パソコン以上に危険? ゲーム機のボット感染も 野良APがらみの子どものトラブル事例もすでに報告されている。2008年6月、高校生が携帯ゲーム機から他人の無線LANを介してインターネットに接続し、2ちゃんねるに殺害予告を書き込んだ事件があった。「野良APを利用すれば、犯行予告などをしても、警察は(自分のところではなく)そちらに行く。子どももそういう知識を持っている」(田島氏)。 悪徳業者がSEOを駆使し、子どもがよく使う検索キーワードから有害サイトに誘導していることもあるという。子どもたちが意図せずに有害なサイトやフィッシングサイトを見てしまうことになるわけだ。 そのほか、ゲーム機にもボットネットの危険があると田島氏は語る。「パソコン以上にゲーム機が危険。ゲーム機の数割がボットに感染している」。 ネットマイルリサーチが2009年11月に発表した調査でも、子どもの2~3割がニンテンドーDSでインターネットを利用しているという結果が出ている ● DSを持っている子どもの7割がマジコン所有!? 子どもの携帯ゲーム機利用に関連する話題としては、いわゆる“マジコン”も挙げられる。 田島氏は各地の学校を回ってきた現場の感覚から、「ニンテンドーDSを持つ子どもの7割がマジコンを持っている」と説明する。にわかに信じがたい数値だが、子どもたちの間では「ゲームソフトを買わなくても、ダウンロードしたゲームで遊べてしまう機械」として知られているらしい。 ● ゲーム機を子どもに渡す前に、保護者がきちんと設定を ゲーム機による子どものネットトラブルを防ぐには、まず、ゲーム機に搭載されているペアレンタルコントロール機能をきちんと設定することだ。ニンテンドーDSシリーズであれば、CEROの年齢区分に基づいたソフトの使用制限のほか、ウェブブラウザー(ニンテンドーDSブラウザー、ニンテンドーDSiブラウザー)の起動制限、ピクトチャットの使用制限、一部のユーザー作成コンテンツ(UGC)の送受信制限などが行える。 もし、子どもに携帯ゲーム機からのウェブアクセスを認めるならば、フィルタリングサービスを利用する必要があるだろう。デジタルアーツは、家庭用・企業用フィルタリングソフト「i-フィルター」シリーズを提供しており、各ゲーム機に対応した有料のフィルタリングサービスもラインナップしている。 例えばニンテンドーDSシリーズであれば、「i-フィルター for ニンテンドーDSブラウザー」「i-フィルター for ニンテンドーDSiブラウザー」がそれぞれ月額315円で利用できる。ニンテンドーDSiブラウザーでは「お気にいり」から申し込めるようになっており、プロキシを設定することでフィルタリングが有効になる。 ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PSP」にも、ペアレンタルコントロール機能が搭載されている。また、有料のフィルタリングサービスについても、「i-フィルター」のほか、トレンドマイクロ株式会社からは「キッズセーフティ for PSP」が提供されている。 問題は、こうした機能やサービスがあることを知っている保護者が少ないことだ。実際に利用している割合はさらに少なく、ほとんどの家庭で制限なく使わせている状況になっているのではないだろうか。保護者の知らないところで、子どもが携帯ゲーム機から自由にインターネットを利用している可能性があるのだ。 保護者は、携帯ゲーム機がインターネット接続端末であることをきちんと認識しなければならない。そして、目の届かないところで子どもがインターネットを自由に利用することの危険性を知り、ペアレンタルコントロールやフィルタリングなどの対策を講じてから子どもに渡すよう徹底する必要があるだろう。 さらに詳しい情報は以下より。 情報元 : 【10代のネット利用を追う】 子どものDSユーザー、マジコン率が7割!? 野良APでネット接続、WEP破りまで -INTERNET Watch | |
■管理人の「つぶやき」 子供は親がきちんと管理しましょう。 |
名無しさん
大変だ!
子供に夢をあたえる商売ができなくなる