約7,000台のWii Uが盗難の被害に北米での発売から1ヶ月を迎えた任天堂の新型ゲーム機Wii Uですが、米国で200万ドル(2012年12月19日日本円で約1億6,850万円)相当の本体が、盗難の被害にあったことが分かりました。
ABC Newsの報道によりますと、事件があったのは、先週土曜日12月15日の午後9時頃、シアトル・タコマ国際空港内の空輸貨物倉庫。2台の大型ディーゼルトラックで犯人のグループがSeattle Air Cargo社の任天堂流通倉庫に押し入り、倉庫にあったフォークリフトなどを操って、7,000台ものWii U本体を運び出し、外で待機させていた53フィート規模のセミトレーラートラックに積み込んで持ち去ったということです。
盗難が発覚したのは翌日の日曜日の午後で、従業員が現場に来ると、任天堂の倉庫には空っぽの荷台だけが残されていたとのこと。
空港に務める巡査部長のシンディー・ウェストさんは、「私は28年間警察をしていますが、このような事件は一度も見たことがありません。映画がそのまま現実になったかのようです」とコメント。
警察は、犯人が7,000台ものWii U本体をどこかに隠しておくのは困難と指摘しており、今後転売される可能性も踏まえて、目撃者からの情報提供を求めています。
・
Thieves Steal 7,000 Wii U Consoles In Daring Warehouse Heist